スマートコントラクトの運営主体

いまスマートコントラクトは、0xやbancorとかもそうだが、ICOをしたプロジェクトが書いたものや、よくわからないがどこかの団体(a16zあたりから出資を受けていたりする)が書いたものが展開されている。

2017年、スマートコントラクトが注目され始めた当初からこの構造はできていたから不思議に感じていなかったが、よく考えるとこれはちょっと違和感がある話だ。

分散性が重要であるという議論から出発したブロックチェーンのはずが、特定の企業・組織・個人が運営するスマートコントラクトで処理が行われて、データはユーザーでも分散コミュニティでもよくわからないところに帰属していてプライバシーは存在しない。

このあたりにチャンスがあるように感じた。